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エントリー結果のご報告

 

「東北・みやぎ復興マラソン2017」について、エントリー数が確定しましたのでお知らせいたします。

フルマラソンはじめ車いすジョギング以外の全部門で定員に達する申し込みをいただき、

国内外からのランナー15,000人余りが健脚を競うことになりました。

たくさんのお申込みに心から感謝いたします。

全国47都道府県すべてからエントリーがあったほか、 海外からも香港、台湾などのランナーが参加致します。

 

この復興マラソンでは、大会事業費の一部を復興支援に充てる3つの施策を掲げています。

第一の支援策は「被災地での更なるスポーツ振興と、未来を担う子供達による明るく元気な地域社会創造のため、

スポーツ少年団にスポーツ用品を贈呈する」というものです。今年は、被災地である宮城県、岩手県、

福島県の沿岸部にある団体を中心に10ウォータージャグを贈呈します。

ジャグは競技団体を通じて合計500個贈呈されます。

 

第二の支援策は「積極的な防災・減災の啓蒙活動や防災訓練、災害時のパトロールに活用してもらう

防災・減災広報車を贈呈する」というものです。主催者で検討した結果、今回は女川町への贈呈が決定しています。

女川町は被災3県の市町村の中で、人口に対する震災津波での死者・行方不明者の割合がもっとも多い自治体で大変な被害がありました。

贈呈されるクルマは宮城県大衡村にあるトヨタ自動車東日本で製造された「シエンタ ハイブリッド」。

9月上旬に女川町で贈呈式が行われる予定です。

 

第三の支援策は「フルマラソンコース距離看板の恒久設置」です。

東北・みやぎ復興マラソンのフルマラソンコースは東北では初となる国際陸上競技連盟認証コース及び日本陸上競技連盟公認コースです。

大きな被害を受けた被災地に国際的なフルマラソンコースができる意味は大きく、被災地に賑わいを取り戻すことにつながる可能性があります。

距離看板を恒久的に設置することで、ランナーはもちろんサイクリストなどが新たに集う地に生まれ変わる可能性があり、

震災後の新しい街づくりに寄与する可能性があります。

距離看板には「被災地の子供たちのランナー応援イラスト」も同時掲載する予定で、「未来を願う思いが込められた看板」です。

現在、大会当日までの設置をめざし調整中です。

 

「日本陸上競技連盟公認コース」さらに「国際陸上競技連盟認証コース」として被災地に生まれたマラソンコース。

全国屈指のフラットなコースということもあり自己最高記録を狙うランナーはもちろん、「初フルマラソン」として挑戦するランナーからもたくさん参加いただく予定です。

 

被災から6年半以上・・・・・いまでも被災地を想い、被災地でフルマラソンが開催されるまでになったことを祝う人々が集う、記念すべき第一回大会。

熱い想いを持った全国から集まるランナーに感謝の気持ちを改めて申し上げます。

これまでにない、感動を生み出し、新しい記憶を創造するマラソン大会にするよう、関係者一同努力することを誓います。