「東北・みやぎ復興マラソン」は、
被災地の復興に寄与することを目的に2017年から始まりました。
復興への想いを持った多くのランナーが集う、東北最大級の大会です。

2019年以降、台風や新型コロナウイルスの影響により4年連続中止となっていましたが、
2023年秋、“杜の都・仙台を走る初めてのフルマラソン”として生まれ変わります。
仙台市内からスタートし、沿岸被災エリアを走ることで、
移り変わる街の様子や復興の軌跡を体感できるコースになっています。

また、これまでの「記憶の風化防止」「被災地への経済的支援」といった大会コンセプトに、
「減災・防災の発信」という新たな柱を加えていきます。

私たちの大会のコースはおよそ3/4が津波の浸水域です。
そんな場所で行う大会から震災の経験や記憶を発信することが、
世界中どこでも起こりうる「次の災害」で「命を守る」きっかけの一つになると考えています。

東日本大震災から10年以上が経過する中、
ランナーや地域の方々からご支持いただいていた大会の特徴は残しつつ、
よりパワーアップした形で生まれ変わるのが東北・みやぎ復興マラソン2023です。

“震災の記憶と経験を未来につなぐ”

そんな大会を、みなさんと一緒に創り上げたいと考えています。