主催者メッセージ

『東北・みやぎ“オンライン”復興マラソン』開催への想い

「東北・みやぎ復興マラソン」は、 被災地の復興に寄与することを目標に2017年から始まりました。 復興への想いを持った多くのランナーが集う、東北最大級の大会です。

しかし、2019年は台風19号の影響で、 2020年・2021年は新型コロナ感染症の影響で、3年連続でリアル大会が中止。 私たちはコロナの感染状況を注視しつつ、4年振りの開催を目指してきました。

そんな中、会場周辺の復興工事が進んだこともあり、従来の会場・コース・規模で大会を開催することが物理的に難しいことが判明。スタート時間や制限時間の変更など、様々な可能性も模索しましたが、大会の趣旨を充分に満たす形にはなりませんでした。
また、今後の新型コロナウイルスの先行きが不透明な中、ランナーやボランティア、会場周辺の住民の皆さんの安全確保、
大会にご協力頂く地域の医療従事者の方々の負担など、解決しなければならない課題も山積しており、リアル大会中止の結論に至りました。

それでも「大会を通じて復興に寄与したい」という私たちの想いはこれからも揺るぎません。

大会を今後も継続していくために新コースの準備を進めつつ、 今年も“オンライン形式”での大会を開催します。

ランナーのみなさんや地域のみなさんに好評だった取り組みはそのままに、 来年の「リアル大会復活」への期待を高める仕掛けをご用意しました。

「いまできる、最大限の大会」を模索しながら、 今年も復興への想いをつないでいきます。

東北・みやぎ復興マラソン事務局