大会の特徴

POINT1エイド1 地元グルメ満載!

フルマラソンの沿道には18か所のエイドステーションを設置しています。
全国から集まるランナーのみなさまに少しでも楽しんでほしいとの想いから、はらこ飯やセリ鍋、ホタテ、笹かまなど自慢の地元グルメがふるまわれます。

POINT2エイド2 Back To The Hometown

コースは全域が東日本大震災の津波の浸水域。
震災前、コース沿いには11の集落がありましたが、そのうち7か所が集団移転を余儀なくされました。
復興マラソンではそのすべての集落にエイドステーションを設置し、『Back To The Hometown』と名付けました。フルマラソン当日、かつて居住していた人々が故郷の集落に戻り、全国から集まったランナーのみなさまに「ありがとう」と感謝の言葉を掛ける姿が見られます。

POINT3エイド3 スペシャルエイドステーション

ランナーのみなさまに「ありがとう」を伝えたいのは地元の方々だけではありません。
復興を支えてくれていることへの感謝の気持ちを込め、岩手・宮城・福島の各自治体がスペシャルエイドステーションを展開。
各自治体ゆかりの特産品で、ランナーのみなさまを後押しします。

2018年:岩手県陸前高田市 宮城県女川町 福島県飯舘村
2019年:岩手県大槌町 宮城県石巻市 福島県富岡町

POINT4完走メダル

フルマラソン…雄勝石メダル

今年もフルマラソン完走者に「雄勝石」でできている完走メダルを贈呈します!
雄勝石は宮城県石巻市雄勝町で産出される黒い光沢のある硬質の石材で、硯や食材を盛り付ける食器として利用され、東京駅丸の内駅舎の屋根材としても利用されています。

震災時、加工場で大切に保管されていた雄勝石は、津波でそのほとんどが流されてしまいました。
震災後、当時のボランティアと地元住民の皆さんが拾い集めてくれた雄勝石を、きれいに洗って加工したものが復興マラソンの完走メダルとして使われています。

メダルの表面には石の表情が分かるような凹凸があり、ひとつひとつ地元の職人さんたちが手作業でメダルの形に仕上げていくという、想いも手間もこもった、まさにオンリーワンのメダルになっています。

復興が進む42.195㎞を走り切り、ぜひあなたの胸元に掲げてください!

5km・2㎞車いすジョギング・2㎞親子ペアラン・2㎞キッズラン…間伐材メダル(南三陸杉)

津波で甚大な被害を受けた南三陸町。町の77%は森林で、林業は主要産業のひとつです。
5㎞、2km競技の完走者には、その南三陸杉の間伐材で作ったオリジナルメダルを贈呈します。1枚1枚木の表情が違う、オンリーワンのメダルです。

5㎞競技完走者には大会ロゴマークの焼き印が、2㎞競技完走者には大会スペシャルアンバサダー・サザエさんの焼き印が押されたオリジナルデザインも魅力のひとつ。

2km競技のリボンは「神戸マラソン」との交流のしるしとして、神戸マラソンの完走メダルのリボンと同じ神戸タータン(※)のデザインを使用しています。

※神戸港開港150年を記念し、2016年に誕生。神戸港の青を基調に、神戸ポートタワーの赤や六甲山の緑など 神戸にゆかりのある5色を組み合わせて構成され、 服飾、雑貨など幅広く使われています。

POINT5コースに生まれた彩り

東北・みやぎ復興マラソンでは大会開催時以外にも地域に多くの人に訪れてほしいとの想いから、 毎年、コース沿いに新たな彩りを添えていきます。

  • 常設型距離看板へのイラスト掲示
    【2017年~2019年】常設型距離看板へのイラスト掲示
    初回大会のフルマラソンコースに日本で唯一の常設型距離表示看板を設置しています。
    大会開催時以外にもこの地にランナーが訪れ、賑わいを創出してほしいとの想いから、毎年実施しています。
    応援イラストは毎年募集・掲出を行っています。
  • コスモスプロジェクト
    【2018年~2019年】満開のコスモスがお出迎え!コスモスプロジェクト!
    名取市のフルマラソンコース沿道にある花壇を
    オレンジ色のコスモスで彩る企画。
    2018年から実施。2019年は前年の小塚原地区に加え、旧宮城県立農業高等学校前の広浦地区でも実施しました。
    協力:宮城県農業高等学校
  • ウォールアート企画
    【2019年】被災地にアートで彩りを!ウォールアート企画!
    名取市広浦地区 第13給水所付近(28.5km地点)にある工事用資材置き場の壁面に、地元のこどもたちと世界的に活躍する地元出身のライブペイントアーティスト・さとうたけしさんによるウォールアート(約3m×77m)を制作しました。
    協力:関西ペイント販売、栄全、下増田児童センター

2020年大会でも、ランナーのみなさま・地域のみなさまに喜んでもらえるような企画を予定しています!

POINT6継続的な支援

 

  • スポーツ用品寄贈
    スポーツ用品寄贈
    2017年大会から大会開催毎に、被災地(岩手県、宮城県、福島県)のスポーツ少年団にスポーツ用品(ウォータージャグ)を寄贈しています。

    ・過去寄贈実績
    2017年大会…宮城県・岩手県の13自治体 411チーム
    2018年大会…宮城県・岩手県の2自治体 78チーム
    2019年大会…岩手県・福島県の4自治体 36チーム
  • 減災・防災広報車贈呈
    減災・防災広報車贈呈
    過去の経験を活かし、未来へ語り継いでいくために、日ごろから減災・防災の意識を高めていくことが重要です。
    被災地(宮城・福島・岩手)にある自治体を対象に毎年1自治体に「減災・防災広報車」を贈呈しています。

    ・過去贈呈実績
    2017年大会 …… 女川町に贈呈
    2018年大会 …… 亘理町に贈呈
    2019年大会 …… 南三陸町に贈呈

POINT7台風19号被災地への支援

去年10月、東日本に大きな被害をもたらした台風19号。
復興マラソンも大会中止となってしまいましたが、ランナーのみなさま用に準備していた水約34,000L、スポーツドリンク18,000L、エイドステーションで提供予定だったフードの一部を、宮城・福島の被災自治体に届けました。被災地支援の環が広がっています。