第二回大会開催決定!!
2017年9月30日、10月1日。宮城県立都市公園 岩沼海浜緑地。
東日本大震災で、かつての風景を失ったこの地に、日本の全都道府県からエントリーした1万3,000人以上もの市民ランナーが集いました。震災から再生しつつある東北・みやぎの大地を踏みしめながら、県内外の人々とともに新しい感動・記憶・元気を創り出したい、未来へ力強く歩んでいく思いを共有する場にしたい、そんな思いで開催した「第一回 東北・みやぎ復興マラソン」。これ以上ない晴天の下、色とりどりのウェアに身を包んだランナーたちは、転居を余儀なくされたかつての住民の方々からのおもてなしと感謝の声援、ボランティアにご協力いただいた方々のサポートを受け、被災地の“いま”を感じながら各々の記録に挑戦しました。
「汗も出るけど、涙も出るマラソン」
ランナーからはそんな言葉を頂戴し、会場には沢山の笑顔が溢れました。
ランナー、ボランティア、沿道で応援頂いた皆さん、そして運営に協力頂いた全ての方々に心より感謝いたします。
そして、迎える2018年10月。
「東北・みやぎ復興マラソン」は、被災地の“いま”を継続して日本全国、さらには世界へ発信する大会を目指し、
再び宮城県沿岸部の名取市、岩沼市、亘理町を舞台に、第二回大会を開催いたします。
運営費用に関して
大規模な市民参加型のスポーツイベントは、スポーツツーリズムの考え方からも、開催地域に多くの経済的・環境的・社会的効果をもたらすことが期待されています。マラソン大会は全国各地からご参加いただくランナーの皆さんはもとより、地域にお住いの方々、ボランティアの皆さん、企画趣旨にご賛同いただける各企業・団体が一体となって作り上げるイベントです。
ご承知の通りマラソン大会の開催には多くの費用がかかります。当マラソンは、開催される東北・宮城県が未だ復興途上の「被災地」であることを考慮し、「自治体の予算は震災復興事業などに優先されるべき」と考え、開催自治体には補助金の拠出以外の部分で最大限のご協力をいただき、ご参加いただくランナーの皆さんの参加料と開催の趣旨に賛同いただく各企業・団体の協賛金での運営を目指しています。
被災地の復興に役立ちたいという思いで「復興マラソン」という名を冠しています。その名に恥じない大会にするよう、精一杯努力してまいる所存です。ご参加いただくランナーの皆さんをはじめ、お力をお借りする全ての方々には、今大会にも多大なるご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。